観光スポットの定番である首里城は誰もが一度は訪れてみたい場所です!

沖縄の世界遺産「首里城」

沖縄の世界遺産「首里城」

沖縄の観光スポットといえば、何といっても首里城。
沖縄旅行で、誰もが一度は訪れてみたい場所だろう。
2000年12月2日に、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されたことで、さらに注目度もアップしました。

首里城
写真提供:首里城公園

首里城は、戦争で焼失する以前は1700年代に建てられた正殿などがあり、国宝に指定されたが、1945年の沖縄戦でアメリカ軍の攻撃によりグスクの建造物はすべて焼失。1992年に正殿などが旧来の遺構を埋め戻す形で復元された。

首里城公園内を巡る

首里城は正殿を中心とした広大な国営公園である。
公園内は有料区域と無料区域があり、正殿などの見学は有料となっている。

那覇市内を一望できる高台にあり、景勝地でもある。正殿のほかにも、守礼門、園比嘉武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)、歓会門など「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録された貴重な歴史的文化財を巡ることができる。

守礼門

緩やかな坂道を登っていくと、まず最初に見えてくる守礼門。
尚清王時代(1527~1555)に創建。
守礼(しゅれい)とは、「礼節を重んじる」という意味で、門扉の上には「守禮之邦(しゅれいのくに)」と書かれています。
沖縄戦で焼失し、1958年に復元され今に至ります。
1972年には沖縄県指定有形文化財に指定され有名になり、その後二千円札紙幣の絵柄にもなりました。

守礼門
写真提供:首里城公園

歓会門(かんかいもん)

守礼門を過ぎると、歓会門が見えてくる。琉球王朝時代、首里城には中国皇帝の使い「冊封使(さっぽうし)」が招かれたが、この門には、一行を歓迎するという意味を込めて名前がつけられた。
ほかの建造物同様、沖縄戦で焼失したが、1974(昭和49)年に復元されました。

歓会門
写真提供:首里城公園

首里城正殿(しゅりじょうせいでん)

正殿内は有料エリアになります。
門をくぐると「御庭(うなー)」と呼ばれる中庭広場の空間が広がっている。
ここは年間を通じて様々な儀式が行われた場所である。

首里城正殿(しゅりじょうせいでん)
写真提供:首里城公園

円覚寺(えんかくじ)

かつての首里城周辺には寺院や王族や家臣の建物である御殿(うどぅん)が多くあった。その中でも寺院の代表的なものは城の北側に位置する「円覚寺」である。
1933年(昭和8)には国宝にも指定されたが、沖縄戦で橋以外はすべて破壊された。
その後、1968年(昭和43)より復元整備が進められて、総門、石垣、右脇門、放生池(ほうじょうち)が復元された。あまり知られていないが、池に架かる橋は昔のままで、国指定重要文化財である。

円覚寺(えんかくじ)

龍潭(りゅうたん)

1427年に造られた人工の池「龍潭(りゅうたん)」は、かつてこの付近に建てられていた沖縄最古の碑文「安国山樹華木記(あんこくざんじゅかぼくき)」によると、国相懐機が中国におもむき、造園技術を学んでこれを造ったとされている。

日中の龍潭(りゅうたん)

日中の龍潭(りゅうたん)
写真提供:首里城公園

ライトアップされた夜の龍潭(りゅうたん)

夜の龍潭(りゅうたん)
写真提供:首里城公園

ここでご紹介したのはほんの一部になります。
首里城公園内は、他にもオススメな場所がまだまだたくさんあります。

沖縄を旅行した際は是非、かつての琉球を肌で感じてみてください!

もっと楽しみたい方へ!ガイドとめぐる首里城

初めての方もリピーターの方も、わかりやすい歴史の裏話を織り交ぜた、何度訪れても楽しめる首里城めぐり。地元ガイドとともに琉球王国の歴史や文化に触れながら首里城を歩いてみませんか。毎日2回出発。

他、世界遺産「玉陵」、金城町石畳、首里三箇など首里城周辺をめぐるコースもあるので、詳しくは、「ガイドと歩く那覇まちま~い」のホームページをご確認下さい。

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